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COCプロジェクト!!

 私たち佐藤研究室では昨年より、芝浦工業大学のある豊洲地区において「安心・安全のまちづくり」をテーマに調査研究を続けています。この活動は大学が進める文部科学省「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」の一環で地域の大学が地域と一緒になって一つのプロジェクトを進めるものです。

 昨年の12月から今年の2月にかけて豊洲内のオフィスビルのビル管理者の方々にヒアリング調査を行いました。その中で、社内の備蓄や災害時の人員配置など大災害に向けた供え、対策をどのように行っているか調査しました。災害時の帰宅困難者の受け入れや食料品などの提供の可能性など周辺住民や地域への貢献についてなどビルの竣工年によって計画に違いのでる項目もあり興味深い結果となりました。

 また、今年の2月18日には上記の調査結果と学部三年生がゼミの中で計画を行った豊洲を災害時の安全拠点とする構想である「豊洲防災ヘッドクォーター構想」をあわせて豊洲2・3町目街づくり協議会の皆様に発表させていただきました。実際に豊洲で働く方々への発表ということもありメンバーは緊張していましたが無事に発表を乗り切り、参加者の方々から災害時のビル間の連携についてや住民の方々への情報発信の方法など具体的なアドバイスを頂き、有意義な場となりました。







 さらに先日3月17日には大学内のイベントで、さまざまな学部、研究室が行うCOC事業の学内報告会が開催されました。2015年にCOC事業を進めた全19のプロジェクトが参加し一つの部屋でプレゼンテーションおよびポスターセッションを行いました。先生方をはじめとする参加者の方々にわかりやすく簡潔にプロジェクト概要を伝えることには苦労しましたが各専門の視点からさまざまな意見をいただくことができ非常によい経験となりました。

 ちなみにこの報告会では参加者の方々から印象に残ったプロジェクトに投票してもらい順位をつけるのですが、私たちのプロジェクトは入賞こそ逃したものの敢闘賞をいただきました!(まあ、敢闘賞は参加したプロジェクト全部がもらえるのですが…)来年こそは入賞したいと思います!!

 このプロジェクトは来年度以降も安心安全のまちづくりを目指し継続していきます。来年度はさらに詳しく調査・分析を進めそれらのデータを住民の皆様へ発信し、地域に貢献することまでできたらと考えています。

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