奄美大島龍郷町の秋名集落で今年度新しいプロジェクトが開始しました。
龍郷町の事業に関連して、私たち芝浦工業大学建築工学科佐藤研究室が参加することになり、秋名集落の魅力化プロジェクトが開始しました！
龍郷の秋名集落は龍郷町の中でも、国道沿いから離れています。そのため、なかなか観光客が来ない地域です。龍郷町では、人口減少が起きていない集落が多い中で、人口減少が起きている集落でもあります。たくさんの問題を抱えている集落ですが、国の無形文化財となっているお祭り「アラセツ祭り」が有名な集落でもあります。また、龍郷町の中でも、初めにできた集落とも言われていて、すごく重要な集落となります。
今回は、6月7日～11日の5日間、龍郷町秋名集落に行ってきました(^^)/
龍郷町に着くとまず、町長に挨拶をしました。
その後、秋名集落に入りました。初日ということもあり、顔合わせも含めて、集落の魅力的な人や場所について伺いました。
そして、お聞きした場所や人を地図に落としていき、調べごとマップを作りました。
2日目からは、初日に作った調べごとマップをもとに、集落の魅力的な場所を実際に訪れたり、魅力的な人に会いに行ったりしました。秋名集落の方は急なお願いにも関わらず、快く私たちにお話をしてくれました。また、この活動の中で、使われなくなった旧幼稚園の今後の活用方法について提案したいと考え、旧幼稚園の実測も行いました。
活動の中で、秋名集落のみなさんの暖かさをすごく感じました。また、みなさん自分の集落の将来について真剣に考えられていると感じました。今回の活動で伺った話や場所を一回、研究室に持ち帰り、これから活用に向けてまとめていきます。今回の活動は、初めての場所ということもあり、慣れない場所という面で精神的にも体力的にも大変なことが多かったですが、無事終了することができて良かったです。これから、人口が減少している集落で生き残るために秋名集落で何ができるのか、どんなことを行うことが一番いいのか考えていきます！
最後に私たちの活動が、奄美新聞と南海日日新聞に取り上げられました(*^^*)
