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木岐事前復興まちづくりプロジェクト2016!

8月7日〜8月11日までの5日間、徳島県海部群美波町木岐に行ってきました!

今回の出張では10月に木岐で実施予定の三回目となる「木岐の減災ワークショップ」を行うための情報整理を行うことを目的として行って参りました。


木岐の三つの地域に対して各班に分かれ、現在1次避難所として考えられている場所と防災倉庫に行き、避難所の整備状況や防災倉庫の状況などの確認を行いました。夜の打ち合わせでは各地域の防災会の方々にお話を伺いより詳しく避難所、防災倉庫の現状を把握することができました。

また水産庁が出している木岐における新規避難場所の候補地に実際に見に行って本当に使える場所なのかなどの確認を行いました。自分たちの目と防災会の方々の声を聞きながら一カ所ずつ確認をしてきました。






さらに避難生活時に必要であると考えられているテントの制作を行いました。

テントは現地にある竹を用いて作りました。去年もこのテント制作を行っていて、その時には竹を割く作業が大変だったのでその反省を踏まえて改良案と秘密兵器を使って制作を行いました。
















東日本大震災では想像以上の被害を生み出しました。その際被害を小さく抑えられた、あるいは被災からの立ち直りが早かった地域というのは、しっかり事前防災について考え活動を行っていたことが分かっています。私たちが行ってきた木岐では将来南海トラフ地震の被害を受けると予想されています。そのような地域だからこそ、早くから事前防災について考えていく必要があります。しかしそのような災害への意識というのは被害を受けていない以上実感が湧きにくい住民の方もいます。私たちはそのような方々に少しずつでも災害に対しての意識も持っていってもらえるように活動を進めて行きたいと思います。



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